プライベート・スカイ

キャバ嬢してるだけあって、レイナは綺麗な顔をしている。

これで騙される男はたくさんいるんだろうな…




「…私としたいの?青山くん」

突然レイナが口を開いた。

「…起きてたのかよ」

「気配がしたから目が覚めたの。…今、キスしようと思ったの?」

「そーだよ。キスくらいしてもらわないと割に合わないよな」

罪悪感のないオレは平然と答えた。

どうすんのかな。思いきりオレを拒否る?

それならそれで構わないけど…

レイナはジッとオレの顔を見て、ニコっと笑った。

「…いいよ。キスしよ」

照明を落とし気味の部屋。起き上がったレイナは何も身につけてなかった。

抱きつくように、オレにキスしてきたレイナに少し戸惑っていると、レイナは唇を重ねたまま

オレを押し倒した。

重ねるだけのキスは、やがて舌を絡めだして濃厚なキスへと発展していった。

情熱的な彼女のキスにオレは止められなくなった。

レイナを抱き寄せ、上になり首筋に舌を這わす。

耳たぶを甘く噛むと、レイナはピクンと身体を震わせた。

「…ん…っ」

服を脱がす必要はない。自然と手は彼女のカタチの整った胸に伸びた。