プライベート・スカイ

彼女の中にあるオレの指が、彼女がイった瞬間にキュっと締められるのを感じた。

温かい滴が溢れ落ちる。

舌ですくい上げるとレイナはまた小さな声をあげた。

「…オレのもしてくれる?」

「うん…」



温かい舌と、とろけるような感触。
一生懸命オレを愛するレイナの髪をかき上げると、彼女は目線を上にあげオレを見ながらしてくれた。

──このまま彼女を支配したい。

オレだけのもの。
オレを一番に愛する女になってほしい。

誰にもやらないから。



「挿れてもいい?あ…ゴムしなきゃかな?」

「うん…ゴメンね」

「謝ることないじゃん。オレ、お前の事大事に想ってるんだから」

「…ありがと…大好き」

彼女が出したコンドームを付けて、オレは彼女の間に入り
ゆっくりと挿れていった。

「…っ…!!」

気持ち良さに耐えるレイナ。手を繋ぎ、キスをしながらオレは
コシを動かした。

触れ合う肌と肌が気持ちいい。

ようやくレイナが彼女になった気がして、オレは嬉しかった。






その夜は三度した。
オレにしては珍しかったが

レイナを抱きたくてしょうがなかった。

二人の幸せな夜が
少しずつ明けていった…