すぐに白チョークを持って、黒板に何かを書き始めた。

…でき上がった文字は、《大野小枝子》という文字。

そして、自己紹介が始まった。


「初めまして。大野小枝子(おおのさえこ)といいます。これから1年間、よろしくお願いします。」



ああ、はいはい。

お決まりのやつね。

つか、まじそういうの、いいし。


めんどいし。



まじ、いいんだケド。

そんな話を聞いてると、余計眠くなってきて…。


あ~…眠い~…。



そして、机に顔を伏せた。