『今日の休み時間は、ドッジボールなりましたぁ!』
『チームは、この前と同じやけぇ』

私は、向こうから聞こえてくる男子の声を聞いていた。 5年1組では、クラスのみんなで遊ぶという、運動嫌いの私には、最悪なきまりがあるのだ。

どぉしたら、参加をしないですむか、考えながら、給食を食べていた。

目の前の友達も、最悪という顔をしている。

まぁ、私は、クラスの中で良く言えば、おとなしい。悪く言えば、地味なグループだった。