帰り道・・・。

私達は特に話すこともなく、
道を進んでいった。

沈黙を先に破ったのは城谷だった。


『なぁ。』

「何?」

『俊とどういう関係?』


・・・はい?!


「どういうって・・・クラスメート??」

『ふぅん・・・』

「あっ!!彼氏の友達?!」


何て言えばいいの?!


『・・・それだけ??』

「えっ!!うん??」


何なのよ!!


『じゃあ、何で名前なんだ??』

「・・・え??」

『何で名前で呼んでるんだよ??』

「何でって・・・」

『俺の事は城谷のくせに。』


・・・やきもち??


「それは・・・やきもちと言う奴で??」

『なっ!!ちげーよ!!』


そう言った奴の顔は赤くて。

こっちまで赤くなってきた。