おばあさんは桃が流されたままだということに気付きました。 「桃ーーーーーーー!」 手を伸ばして取ろうとしたところその猿に手をつかまれました。振りほどこうとしても出来ません。 そこで、おばあさんの得意業『ミラクルEyeズ』を使うことにしました。 おばあさんが猿をつぶらな瞳で見つめると、猿は頬を染め、目をそらしました。 その瞬間。 おばあさんは猿を突き落とし、猛スピードで漕ぎはじめました。