「いたたたたっ、ちょっ、首絞めないで下さい!」 「あら、ごめんあそばせ」 キジは桃子を乗せ、2人は空からおじいさんを探します。 森は木が生い茂り、思っていたよりも深そうです。 「いませんね〜…」 「もっと速く飛べないの!本当にクソキジね!!」 「桃子さんが暴れるからっ」 キジはふらふらと飛び、どんどん高度が下がっていきます。 「ねぇ!あれ、見て!煙が見える!行こうっ」 キジは言われたまま飛びました。