「もう!どうしてくれるのよ!!お父様を…見失なっちゃったじゃないっ」 ついに桃子は泣き出してしまいました。 流石にキジも責任を感じたのか、 「…ちょっと待ってて下さい」 と飛び立とうとしました。 けれども、 「待って!1人にしないで!」 桃子はキジの足を掴みました。 「1人はもう、嫌なの。だから…」 キジはもっと困ってしまいました。