「…にしても!遅いっ!遅すぎるわ!かっこいいこと言ったくせに超足遅いじゃない!」 これなら1人の方がだんぜん良かった…と呟きおばあさんは自分の足を速めました。 しかも猿は1人で木に登っていってしまっていてもうどこにいるかわかりません。 「さっきぬくもりがとか言ってたくせに冷たいんだな?」 「ぅ…。どうすんのよナレーター!誤解されたじゃない!」 あ。失敬。ちょっと調子にのってしまって…(笑) とうとうおばあさんはナレーターにまでケチをつけるほどになりました。