「…熱い緑茶は有名な窯元で焼かれた湯呑みを使って飲むに限る!」 自分の意志をしっかり持ったおじいさんは、自分の理想追求のため、桃子の存在にも気付かずに前を向いて進んでいました。 「お父さまったら…どこまで行くのかしら…」 桃子は煎餅がなくなったので、今度はおかきを砕いて落とし始めました。 そこに、キジが飛んできました。