「ああ…。(調子狂うな。)あれは、男がこの村に襲いに来たときだ。」 お頭は静かに話しはじめました。 『きゃー!』 『なんだお前!?』 仲間の鬼たちが次々と殺されていくのを一匹の鬼が見ていました。 これがお頭。 お頭だって昔から偉い人だったわけではないので、止めに入る権力もありません。 『怖い…。』 隣には、お頭よりひとまわり小さい鬼が体を小さくさせて震えています。 『大丈夫だ…』 お頭がそういいかけたとき、男がお頭たちの隠れていたところに乗り込んできました。