「こいつは…?ムシャムシャムシャ」 「後回しって言ったよな?ちょっと黙ってくれないか!?」 「お、この桃旨いなムシャムシャ」 兄の話を聞く気はあるのか、船長は桃を頬張り続けます。 「お?やろうってのか?」 桃を頬張る船長に犬が近づいて来ました。 そして隣にちょこんと座り込み、 「俺にもくれ」 と返事も聞かずに食べ始めました。 「病み付きになるよな」 とか何とか言いながら船長と犬は桃を食べます。 「お頭、続けてくれ。あいつ等は放っておこう」 兄は船長と犬に背を向けました。