「あの。若たちがどこにいるか分かって進んでるんですか?」 「(…え。)もっもちろんじゃない。」 「(絶対分かってないだろ…。)」 男は心の中でほくそ笑みました。 「でももう桃子さんが考えてるところから動いてるかもしれないですし…。」 「黙りなさい。」 桃子は男を制します。 「あんたは謝ることだけ考えなさいって言ったでしょ。」 「はあ…。」 桃子はまた、どこに向かう訳でもなく歩きだしました。 「(そいえば男のこと探してる奴ら、どこ行ったのかしら?)」 こんな疑問を携えて。