鬼の頭(かしら)は、どかっと地面にあぐらをかきました。
なんとなく他の鬼達もつられてあぐらをかきました。
「…お頭…?」
下っぱの鬼が異変を感じて名前(?)を呼びました。
「お頭!?」
呼んでもびくともしない頭に下っぱの鬼は駆け寄り体を揺さぶりました。
「おっお頭!?お頭!!?」
「あ…?」
「お頭ぁ…良かった…」
「生きてたんですね!」
「勝手に人を殺すんじゃねぇよ」
鬼達はホッと胸を撫でおろしました。
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