「あんの小娘ー…」 どこからか苦しげなおばあさんの声が聞こえます。 傍から見ればかなりのミステリーもの。 「どこよ…?どこ行ったの?!」 おばあさんは周りを見渡しました。 すると、 『若のこと、本当の兄だと、桃子さんは思ってらっしゃるんですか?』 「(え…?)」 その声はどうやら桃子と男のもののようです。 『桃子さんの家族の話を聞きましょう。』 「は?」 おばあさんは話がまだつかめません。