「なんだい?お嬢さん。おまえもからかってほしいのか?」



犬がかっこつけて首をかしげると、桃子はもう犬の虜になってしまいました。



「…ほしいです…///」



「はあ?あんた何言ってんのよ?!助けてくれたかと思ったらそれ?桃からうまれてきたんだかなんだか知らないけど、そんな昔話みたいなこと言って馬鹿じゃない?!」



おばあさんはふぅーとため息をついて桃子を睨みました。