「何よ!何よ何よ!!何なのよ…わ、私は…」



おばあさんは大粒の涙を目に溜め何とか言ってやろうとするのですが、犬がすかさず、



「おいおい、泣いてちゃ判らないぜ?」



すると…



「もう!何なんですか!さっきから1人に寄ってたかって!!」



「桃子…」