男が半泣きになりながら女の夫の名前を離婚届に書いている頃。 『ど…どこ!?マイハニーはどこへ!?』 夫は家中を捜し回っていました。 ―そして。 『……は!』 ついにある部屋の机の上に、置き手紙を見つけました。 ―『人生金で何でも買えると思ってたら大間違いだこの勘違い男!さようなら☆』 そこにはこう書かれていました。 『…っ…ぅ…』 男はあまりの辛さに声を殺して泣きました。