「ちょ…この川、滝多くありませんか!?」 「い、今はそんな事言ってる場合では…!」 男と鬼は必死に漕いで、川の流れに逆らいました。 「あぁぁ、こんな時おばあさんが居れば〜」 「何故ですか?」 「え?知りませんでしたっけ?あの人凄いんですよ!もう人並み外れてるというか…人間じゃないというか」 「へぇ〜」 「何で居ないんだぁ〜…あ!?」 ―ガクン