「じゃが…」 「?」 「猿さんがまだ起きとらんじゃろう。待っとろうじゃないか…」 「起こしてはいかんのか?」 「うむ…今はまだじゃ。知るべきことは今のうちに知っておいた方がいい。」 「??」 さっきから、王様の言葉はおじいさんにはちんぷんかんぷんです。 「とりあえず…お菓子タイムじゃ☆」 「…わぉ、賛成じゃぁっっ!!」 いつもと違う雰囲気の王様に少し違和感を感じたおじいさんでしたが、お菓子によってその違和感はあっという間にどこかへ消えてしまいました。