「…おぉ!そうじゃ!!」 突然、おじいさんは両手をぽん、と打ち鳴らしてにっこりと笑いました。 「どうしたんじゃ?」 王様も釣られてにこにことしながら尋ねると、 「桃は川に行けばあるのじゃ!」 おじいさんはそう言ってから、 「…何だかそうやって誰かに言われた気が…」 ぽつりと付け加えました。 「誰か…って誰じゃ?」 「いやー…言われたというか…何となく…今…そう思ったんじゃ…」 「じゃあそこに行くべきじゃ。」 王様はにっ、と白い歯を見せました。