「…おぅっぷ!」 犬はちょっと驚いて口を塞ぎました。 おばあさんが立ち上がり、猿が吉備団子を咀嚼するのを待って、犬は改めて口を開きました。 「…んで何なわけ?あ、二人ともあのジジイのことが好きなんだ!?」 「…」 犬の言葉は遠慮がありません。 おばあさんと猿はしばらく絶句しました。