「―コホン。この桃は幼馴染みの二人がくれた物です。色々なエピソードはありますが、まぁそれは置いといて。今日来られないのは残念ですが、本当にありがとう」 と新婦が笑顔で言いました。 「あれだろ?川の近くの大きな木。なんでも、この新婦はその幼馴染みに猛烈アタックしてたそうだが、この新郎と結婚しろと家であったらしい」 「…あー、金持ちだしな」 それから会話していた二人は黙りました。 「話が繋がってきたぞ」