おじいさんの言葉が頭の中でエコーされ、みんなは思い出したようです。 「「おばーさん!」」 (決してみんながおばあさんと呼んだかはなぞですが…。) 「おまえらほんとに忘れとったのか!?」 おじいさんは半分キレかけで…。 「ばばあ?」 今まで一言も喋らなかった男が言葉をもらしました。 「そいえば若様はおばあさんのこと知りませんでしたね?」 「ああ…でもーどっかで会った気がー…。」 みんなが驚きの声をあげるまであと、 10秒。