「…えーっと、いつの間にきたんですか?」 みんな、愕然としていてもう誰が言ったか分かりません。 「これも説明すると長くなるぞ?」 おじいさんの細い目が光りました。 「おばあさんの高速金ちゃん走りを譲り受けた。」 確か、そんなこともあったような…?と、猿が首をひねります。 「それにしても!犬もなんでいるんだよ?鬼と一緒にきたんじゃねえのか?」 「ああ…。置いてきた。そろそろ来るだろう。」 全然訳が分からずスタートはきれそうにありません。