「ああ!もう!!何なの!?この虫の大群は!!」 おじいさんの足跡をたどればたどる程、虫の量は増えていきます。 「払ってもキリがありませんね…」 「しっしっ!そうですね…」 キジと男は気だるそうに言いました。 「あ…」 「うわ…」 「……」 足跡を辿り、着いた先には大量のバナナの皮と大皿がありました。 思わず三人は息を飲み、鼻を塞ぎ、言葉を無くしました。