「お前に何と言われようと、俺はお前と離れる気はなぁぁい!!!」 「おじいさんっっ」 おじいさんのまさかの告白に心射たれたおばあさんは、飛び掛かって来た猿にどんぶらこ、どんぶらこと流れてきた桃を投げつけました。 「わたし、間違ってたみたい。あなたの事、飽きもせず芝刈ってるシジイだと勘違いしていたわ。」 そこが川だという事も忘れ、がしっ…とお互いに手を取り合いました。 そのまま2人は滝に流されていったのです…。