猿とおじいさんと鬼の3人は、それぞれ金棒をぶらぶらと軽く揺らしながらのんびりと森の中を進んでいきます。 とてもこれから誰かを絞めにいくようには見えません。 「…あ」 突然猿が呟きました。 「どうしたんですか?」 「なんじゃ!早速悪者の登場か!?」 「いや…気のせいか…」 猿は目を逸らし、苦々しそうに顔を歪めて言いました。 「ん…!!甘い匂いがするわい!」 「ほ…本当ですね!」 「……あ!!!」 おじいさんと鬼が同時に気付いて目を見開きました。