おばあさんは川の流れに反発し、こっちに向かっている猿と逆の方向に走っていきました。 おじいさんも負けてはいませんでした。 「…ふんっっっっっっ!!!!!!!」 突然大声を上げたかと思うと、おじいさんは滝を直角に走って昇り始めました。