《小六・春》
「今日のレクリエーションは、来週の日曜日にある春の運動会のクラス対抗のリレー選手を決めようと思います」
ボクらの学校は春に運動会がある。
その運動会の最後に学年別クラス対抗リレーがあるんだ。勝ったクラスには鉛筆とノートが配られる。でもそのために勝つつもりはない。
『一番強いクラス』
になるために勝つらしい。
去年ここに転校してきて、仲良くなった裕紀に聞いた。
「今井君と中谷君はメンバー決定だけど、いいかな?」
先生がこっちを見てニコニコしている。
百メートルのタイムが校内一位がユウキで二位がボク。
まぁやらないといけないよね。
「リン。やる?」
隣の席のユウキが話し掛けてきた。
「やるよ」
「だよな」
「「やります」」
同時に手を上げた。
「今日のレクリエーションは、来週の日曜日にある春の運動会のクラス対抗のリレー選手を決めようと思います」
ボクらの学校は春に運動会がある。
その運動会の最後に学年別クラス対抗リレーがあるんだ。勝ったクラスには鉛筆とノートが配られる。でもそのために勝つつもりはない。
『一番強いクラス』
になるために勝つらしい。
去年ここに転校してきて、仲良くなった裕紀に聞いた。
「今井君と中谷君はメンバー決定だけど、いいかな?」
先生がこっちを見てニコニコしている。
百メートルのタイムが校内一位がユウキで二位がボク。
まぁやらないといけないよね。
「リン。やる?」
隣の席のユウキが話し掛けてきた。
「やるよ」
「だよな」
「「やります」」
同時に手を上げた。
