青い絆

「はい!ありがとうございます!」

顧問に一礼して幅跳びの練習場所に戻った。

「何の話?」
「将来の話」
「なんだそれ」

話し掛けてきた吉田を軽く流して、練習を始めた。
この時嬉しい事が重なって、俺は浮かれていたんだ。

夢に描いてた道を

踏み外す

事になると知らずに…