ファースト ラブ ~女子高校生×ホストクラブ経営者~

紫苑は苛立つカイトをからかって楽しんでいた。


――カイトの素直な反応が面白い。さて、そろそろ・・・・。



「カイト、先にダイニングルームに行っててくれないか?僕たちは乃愛の様子を見てから行く」



そう言って紫苑は莉緒と共に出て行った。



カイトの口から小さな溜息が出た。



――いつもの紫苑さんらしくないな。


「カイト様、ご案内いたします」


いつの間にか牧原がいた。



紫苑の家はよく知っているのでダイニングルームの場所がどこにあるのかもちろん知っているが、執事の牧原は仕事に忠実だ。