「そんな事はない 花音ちゃんしだいだよ カイトは学生の時に家族を亡くしてしまった経験から、花音ちゃんを家族と引き離せないと思っているんだ ずっと離れていたお父さんとやっと会えたんだろう?だからなおさらなんだ。君の事を愛しているのに自分を押し殺してしまっている」
バルコニーの手すりに両腕を置き、外の暗闇を見つめながら紫苑は言った。
「ここはいい所だね 緑がいっぱいで空気も澄んでいる こんな所に住めるなんて君はラッキーだよ」
「・・・・」
花音は紫苑に言われた事を考えていた。
――交通事故で家族を失ったカイトさんは誰よりも家族の絆を大事だと思っている・・・・。
バルコニーの手すりに両腕を置き、外の暗闇を見つめながら紫苑は言った。
「ここはいい所だね 緑がいっぱいで空気も澄んでいる こんな所に住めるなんて君はラッキーだよ」
「・・・・」
花音は紫苑に言われた事を考えていた。
――交通事故で家族を失ったカイトさんは誰よりも家族の絆を大事だと思っている・・・・。


