校則は自由なのだが食べている時やノートに書いている時に邪魔になるので学校へ行く時はみつあみが多い。



今朝は時間がなくて学校でみつあみにした。


「みつあみにしていたらカイトさんは今朝気づきました?」


「気づくに決まっているよ どんな髪型をしていようがその可愛い顔はわかるよ」



ホストだけに言葉がうまい。



口のうまさにふらーっとなってしまいそうになる。



「そんなお世辞を言わないで下さい ここはお店じゃないんだから」



「お世辞?違うよ」



カイトにしてみれば営業の様にお世辞を言っているわけでもなく本心から出た言葉だ。