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もう少しで夏が終わる。
私は今、教室の自分の席に座ってボーとしてる。
「秋?今日、早いね!」
…由佳。
「ねぇ、由佳…夏樹の事好きじゃなくなった。」
由佳…びっくりしたよね。
昨日まで私、夏樹の事ばっかり言ってたもん。
「えっ!何でよっ?」
由佳はバカすぎる…
「あのね…。
夏樹は好きな人いるんだって…。」
由佳のだとは言わなかったけど、本当だし。
「誰なのよ!」
「…由佳だよ!夏樹は…夏樹は由佳が好きだって私に相談してきたの!」
私、由佳本人に言っちゃたじゃん。
「…秋…ごめんっ。」
由佳誤らないでよ。
「由佳は悪くないから。
私が悪いんだよ。
夏樹の事、何も知らないのに好きになった私が。」
そう、私が全部いけなかったんだ…。
「…由佳。何で泣いてんの?」
由佳は泣いてた…。
「私、秋に分かったような事言ってきたのに…。
これじゃ何も分かってなかったよ。」
もう少しで夏が終わる。
私は今、教室の自分の席に座ってボーとしてる。
「秋?今日、早いね!」
…由佳。
「ねぇ、由佳…夏樹の事好きじゃなくなった。」
由佳…びっくりしたよね。
昨日まで私、夏樹の事ばっかり言ってたもん。
「えっ!何でよっ?」
由佳はバカすぎる…
「あのね…。
夏樹は好きな人いるんだって…。」
由佳のだとは言わなかったけど、本当だし。
「誰なのよ!」
「…由佳だよ!夏樹は…夏樹は由佳が好きだって私に相談してきたの!」
私、由佳本人に言っちゃたじゃん。
「…秋…ごめんっ。」
由佳誤らないでよ。
「由佳は悪くないから。
私が悪いんだよ。
夏樹の事、何も知らないのに好きになった私が。」
そう、私が全部いけなかったんだ…。
「…由佳。何で泣いてんの?」
由佳は泣いてた…。
「私、秋に分かったような事言ってきたのに…。
これじゃ何も分かってなかったよ。」
