「波川、うっさい!!!!」


俺はイライラが爆発して、
波川にそう言ってしまった。




 クスクス・・・・



俺のヤキモチに気が付いた
のか、クラスの奴らは
クスクス笑った。




圭もアイツの隣で笑った。




その後も、チョクチョク、
圭とアイツは喋ってた。







なんだろな・・・・







アイツ、モテるのかな・・・。



なんか、一回いじると
又、いじりたくなる。


おもしろいのかな。



アイツの天然でバカで、
無邪気で・・・
素の自分をそんまま
出してるって
かんじで・・・・・・。


からかうと、楽しくて
おもしろくて・・・・・


そこから、会話が膨らんで
次、話すのが楽しみで・・・



ほっとけなくて・・・・。



いじりたい。

話したい。


俺にだけに笑ってほしい。




こんな感情・・・・

どうにもならない。