「竜鬼小?」




「ん?あ、あぁ・・・
 竜鬼小ですよ?

 波川は、竜立?
 それとも、竜王?」




「あたしは、竜王です!」





「ふ~ん。なんか意外。」




「どこが意外!!?」




「・・・天然なとこ。」



「なっ!!?∑
 あたしって、そんなに
 天然??!」



「うん☆」




「ウザッ!!!」





「波川、うっさい!!!!」



あたしの列の、一番後ろの
席の、宮元があたしに
怒鳴る。



クラスのみんなが
あたしなのか、宮元なのか
どっちかに笑ってる。




「プッ☆」



栗田が口を押さえて
笑っている。



「あんたのせいでしょ!?」



「そっちが天然なのが
 悪い!!」
 


「ムッカ~!!!!?」



「ハハ☆」