帰り道。


あたしは窓羽先輩と
夕焼けの空の下。




「なんか、付き合うって
 イイよな?!」



「うん☆」




なんか、楽しいよね。


自分たちだけじゃなくって、

他のカップルとも色々
話せて・・・。




「でも、生徒会全員が
 付き合ってるだなんて、
 ビックリかも!!

 それも、生徒会の中の
 人たちだけで!!」




こんなこと、偶然だけど、
本当に滅多にないこと。




「ハハッ☆でも、年違うの
 俺らだけだし、
 超注目されてんじゃん?」



「そうだね!!」




でも、それって・・・・

関係ないじゃん?




「あっ、先輩!!
 あたしもう家なんで、
 ココ、曲がりますね!!」



「双葉。」




「あ・・・・

 ごめん。春輝。」



「まぁ、早く慣れろよ?!

 じゃぁ、また明日☆」



「うん!!また、明日☆」






あたしと春輝・・・は、

別々の道に足を進めた。