そして、あたしたちは
放課後もずっと、
生徒会室にこもっていた。



そして、もう下校の
時刻。



「じゃぁね☆
 双葉ちゃん♪」



飯嶋先輩が桜崎先輩と
帰っていった。





「じゃぁ、俺らも帰るわ!」



大竹先輩と松田先輩も
帰っていく。





「葵、帰ろう。」



藤井先輩がそっと、
神野先輩の手を握った。




「うん☆」



神野先輩がニッコリ笑う。




「じゃぁ、また明日ね!!
 双葉ちゃん☆★」



「うん!!またあした☆」





こうして、生徒会室には、
あたしと窓羽先輩が
残った。



「じゃぁ、俺らも行く?」



「そうだね!」