「俺、好きだから。

 双葉のこと☆」




窓羽先輩があたしの耳元
でそう、ささやいた。




「・・・・付き合って」




窓羽先輩が攻めてくる。




「え・・・・・・」




 どうしよ・・・・・





「もしフルなら、会長補佐、
 辞めてイイから。」



 真剣だ。



先輩、真剣だ。




あたし、今好きな人、

いない。



もしいたら、先輩を
フルけど・・・・。




いない・・・・もん。