「俺的には、やっぱ、
 窓羽先輩だろ?!」


宮元という奴が俺の
名前を出した。



「何で、窓羽先輩なの?」



"春輝"って、呼べって
言ったのに・・・・。




「・・・だって、みんな
 書いてたし・・・・?」



「でも、2年生って・・・
 駄目なんじゃ・・・。」




 はぁ?!


何で、俺の名前・・・・

みんなに書かれてるんだ?!




「でも、3年が一人も
 書かれてなかった場合、
 2年になんじゃねぇの?」




「そうなの??」




 
 二ッ☆・・・・




宮元がニッコリ笑った。



それを見た双葉は口を
半開きにして、宮元の
顔をマジマジと見つめる。



俺は唇を噛んで、拳を
ギュウっと、握った。



ヤキモチだ。