『港一はさ・・・
 どうなりたいのよ?

 波川と』



俺は・・・

波川と・・・・・


どうなりたいんだ?




『俺、は・・・・・』




圭に聞かれた時、答えられなかった。



だって…




「ねぇ 宮元!!」

「…あ、ごめん!!!!」

俺の隣でほっぺを膨らませる女。


そう…俺の片想いの相手。


「波川、今の話し何だっけ?」


波川双葉。



「もぉーーー!!!!!!
 あたしが宮元の話し聞いてなかったら
 怒るくせに、人の話しは
 聞かないんだからっ!!!!」

ムッカー!!!!

っと怒る、波川は、前よりも
俺の心を揺さぶる。



波川との喧嘩(?)の後、
大竹先輩の助けあってなんとか仲直り。

だけど…

「あ~、春輝のいる校舎、
 ここからは見えないんだよね」

なんて、いつの間にか窓羽先輩のことを
名前で呼んでる。

…ムカツクっ