『はぁ??』

『とにかく、邪魔させねぇからな』



そう言って、あたしを解放した。










今でも、小沢先輩と窓羽先輩が

何を企んでいるのかはわからない。



けれど、なんとなく…

双葉が傷付きそうなきがする。



だから、双葉と窓羽先輩が
付き合わない様に頑張ったのに…




あたしは泣きそうな双葉の前、

最後にこう言い放った。





「双葉、あたしが絶好しようって

 言いだしたの…小沢先輩のせいだから」





お願い、双葉。


気付いて。




小沢先輩が何かを隠している。


窓羽先輩と双葉が出会って、

付き合えたのは偶然なんかじゃない。



運命なんかじゃない。




作りだしたんだと思うよ…