なのにあたしは双葉に
ありえない約束を
結ばしてしまった。


どうしてそんなことを
してしまったのだろう。


自分でもわからない。





双葉が心配だから?


頼りない双葉のことが
心配だから?



あたしがついてなきゃ
ダメだから??


双葉は、あたし以外の
人には預けられないから?



そうなの?

そう思ってるの??



ねぇ、あたし。






そんなことを考えながら、
辿り着いた職員室。


たしか、プリントは
職員室前のポストに・・・


その時だった。








「えっとさー・・・
もう気付いてると
思うんだけど・・・・

ふうちゃんと春輝は
付き合ってるからっ」



すぐそこの階段だった。


そんな話し声が聞こえたのは。




「・・・知っています」


・・・ぇ・・・・

双葉と窓羽せんぱ・・・・


ツキアッテル・・・??