なのに、何で迷う?


いいじゃん。

信じれば。



「運命」ってもんをよ!!






「港一!!」


俺が考え事をしていると、
圭が呼んできた。



「な、何??」


「どーしちゃったんだよ?
さっきから、元気ない
みたいだけど??」


「そう・・・か?」


「絶対そうだって!!」



圭はそう言って、
俺の前の席に座る。



「大丈夫?」


「あ、まあ・・・」

「まあって、大丈夫じゃ
ねぇのかよ!?」


「いや・・・」


「・・・マジお前、
おかしいぞ?」


圭の言う通りだ。


今日の俺、だいぶおかしい。


「頭、ぶつけたんじゃね?」


「そこまで狂ってないし!!」


「・・・だよなー(笑)」



いくら何でも大袈裟だろ・・・