俺と双葉は付き合っている。


だから心配する必要はないのに。



なのに何で、

何でこんなに怒るんだ?


宮本だって、諦めているはず。


なのに・・・何でだよ。



俺だけが熱くなって・・・

キレて、逃げ出して。


バッカじゃねぇの?


俺。










「あの・・・窓羽先輩、
おられますか・・・??」




え?


今・・・双葉の声が・・・・?



「あ、双葉ちゃん!!」


幸哉の声も。




「どうしたの?」


「あのっ、春輝先輩に・・・

会いに・・・謝りに・・・・」



「ちょっと待ってて!」