「春輝??大丈夫?」

幸哉が俺の背中をさする。


「このさすり方、
おかしいだろ?

まるで、俺が吐いてた
みたいじゃねぇか!!」



「ごめんごめん!!」


と、言いながらも、幸哉は
俺の背中を・・・


「もう、さすんな!!?」


俺は怒鳴りまくった。



「今はほっといてくれよ」


俺は泣きそうになりながら、
顔を机にしずめた。



「双葉ちゃんと何かあった?」


「だからほっておいてくれっ」


「わかった・・・」




そう言って、幸哉はどこかへ
行った。





ハァ・・・・

俺、何してんだろなっ・・・


情けないよなーー・・・



別にキレるようなことじゃ
なかったのに。


双葉と宮元は同級生。

しょうがねぇのにさ。