「ああ!!!?
失恋しちゃったとか!!!?」


冗談で言ってみた・・・

つもりだった・・・。



「うっせーんだよ!!!?」



・・・・

教室が静まり返る。




だって、宮元が・・・


キレタ。




怒鳴った。


あたしに・・・




「ぇ・・・・・・」




あたしは何も出来ない。


身体が震えて・・・




「ごっごめん・・・」


宮元が目を泳がせる。




「・・・・」




あたしは唇をかみ締めた。



こんなに怒るなんて

思わなかったよ・・・


「ごめん・・・ね・・・・」