体育館の倉庫は2つ。



ボールが入ったのは・・・・

用具倉庫。




バスケ部はめったに使わない
倉庫だ。



俺は、誰もいないはずの
倉庫に足を進めた。



(てか、何で開いてんだ?)





昨日は開いてなかったはず。



(先生でもいんのか??)


俺は軽い気持ちで奥まで
ボールを捜しにいった。





「せ、先輩???!!」




突然、聞き覚えのある声が。




俺は、ビクッと止まり、
ダンボールの影に隠れた。



そして、そっと・・・・
声のした奥を見た。




「・・・!!!!!???」



そこには・・・・・・・

アイツと、窓羽先輩がいた。





それも、アイツは先輩に
抱かれている。



俺は、今の状況が
すぐにわからなかった。