きっかけわ
ささいなこと

「毎日メールしようね」

夏のある日の
小さな約束

あのときのあいつわ
今思うとうそみたいに
優しかったあ

この夏わはっきり言える
あいつのおかげで
楽しい毎日を過ごせたこと

携帯に届くメッセージが
こんなに嬉しいなんてね

他愛もないやりとりが
すんごく愛おしいかった

それから

毎日メールするのが
当たり前だと思ってたよ

きみのメールの癖も
いつのまにか覚えて

真似して使ってみたり


だから
君からのメールが
来なくなって
初めて気づいた

当たり前な事なんて
一つもないんだ

君からのめーるが
どんなに楽しかったか
幸せもらってたか


失って初めて気づいた気持ち
大事にしたいから決めた

次君からめーるがきたら・・・
この気持ち伝えようと.

この気持ち大事にしたいから

どんなにこの恋が辛い恋になっても
君を忘れる努力わしたくない

負けたくないよ
あきらめたくないよ

逃げたくないもん


あの日
生まれて初めて
自分の気持ちを
誰かに伝えました

ありったけの私の中の
勇気を使い振るって

受話器越しの君わ
いつもより少し優しかった

生まれて初めての気持ち
なんて清々しいんだろう



でも
君わ私の気持ち
受け取ってくれなかったね

次に会ったときの君わ
いつもより冷たかった

突き放された私がいた

なにがいけなかったんだろう

特別だって思ってたのわ
私だけだったんだー・・・


なんかバカみたいだね


誰かに私を
笑ってもらいたかった


帰りの道わ
涙で滲んでよく見えなかった


誰もこんな私を
笑ってわくれなかったから

自分で自分を
笑ってやったよ